東京オリンピックが開催された当時
前回の答えは、高橋順一(たかはし じゅんいち、1950年 - )早稲田大学教授です。出典は「ニーチェの影―『ニーチェの馬』をめぐって」(映画「ニーチェの馬」のパンフレット)です。

それでは、今日の言葉です。

 東京オリンピックが開催された当時、ホスト国である以上当然といえば当然だったのだが、わが国のメディアは、すべての競技を紹介するべく、あらん限りの努力を傾けていた。
(中略)
 それが、いつの頃からなのか、五輪放送は、自国選手中心の応援中継のごときものに変質した。
 時期について言うなら、おそらく、ソウル五輪以降、1990年代の半ば以降からだ。この頃を機に、日本人選手の出場しない種目は、よほどのことが無い限り生放送されないようになった。
(中略)
 ともあれ、私は、この「ガンバレニッポン!」の「日本チャチャチャ」の国粋五輪体制が鬱陶しくて、21世紀に入って以来、五輪に対しては冷淡に構えるようになってしまっている。

さあ、誰の言葉でしょう。

答えは次回に。

それでは、お元気で。

おさらいめいた言い方になるが
前回の答えは、河合 薫(かわい・かおる)さんです。出典は「『マジ!5年で7割も?』 急上昇する“中間管理職”の死亡率 彼らを救う真のワークライフバランスのあり方」(2012年4月26日付日経ビジネス ON LINE 「河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学」所収)です。

それでは、今日の言葉です。

 おさらいめいた言い方になるが、『悲劇の誕生』から始まるニーチェの思想の歩みは、「芸術家形而上学」と呼ばれる初期の美による世界の肯定から『人間的な、あまりに人間的な』以降の「暴露心理学」による徹底的な世界の否定へ、そして『ツァラトゥストラはこう語った』や「力への意志」草稿群における世界肯定への回帰へ、と概括することが出来よう。このとき肯定への回帰の中心に位置していたのが「永劫回帰」の概念であった。世界は永遠に肯定され続けられねばならない、つまり永遠に肯定が反復されねばならないのだ。

さあ、誰の言葉でしょう。

答えは次回に。

それでは、お元気で。

バブル崩壊
前回の答えは、手毬です。出典は「そんなに疲れますか」(2012年4月17日付 日本経済新聞 朝刊コラム 「大機小機」所収)です。

それでは、今日の言葉です。

 バブル崩壊、グローバル化などの社会情勢の変化で、中間管理職の数は半数以下にまで減らされ、仕事の質も量も、そして責任も、1990年代以前とは比べられないほど過大になった。この大きな問題にメスを入れることのないままに、ただただワークライフバランスだ、残業はやっちゃダメだ、と騒ぎ立てても、中間管理職たちの負担が軽減されることも、ワークやライフが充実することもないのである。

さあ、誰の言葉でしょう。

答えは次回に。

それでは、お元気で。

若い人からのメールは
前回の答えは、小田嶋 隆(おだじま・たかし)さんです。出典は「ソニー、過去最大赤字の『衝撃』」(2012年4月13日付日経ビジネス ON LINE 「小田嶋隆の『ア・ピース・オブ・警句』」所収)です。

それでは、今日の言葉です。

 若い人からのメールは、大抵「お疲れさまです」で始まる。ビルの出入り口では警備員が……。朝っぱらから聞くと、「まだ疲れてませんが」とまぜっ返したくなる。昔からあるあいさつだが、こうも幅をきかせるとは、よほど疲れた人が多いのだろう。
(中略)
 何があなたを疲れさせているのか――。各部門のセクショナリズムか。お役所化した煩雑な社内手続きか。大量の資料を準備しても何も決まらない会議なのか。コンサルタント会社に勧められるまま導入したシステムの使い勝手の悪さなのか。
 「大胆な金融緩和」や「成長戦略」など大上段に構えるのもよいが、身の回りの「疲れ」の原因を見極め、除去や緩和に知恵を絞るのも、経済活性化策だ。

さあ、誰の言葉でしょう。

答えは次回に。

それでは、お元気で。

われわれの愛国心は
前回の答えは、マルティン・ハイデッガー(Martin Heidegger, 1889年9月26日 - 1976年5月26日)です。出典は「存在と時間」(原 佑, 渡辺 二郎 訳)です。

それでは、今日の言葉です

 われわれの愛国心は、自国の自然、文化あるいは生産物に対して尊崇の念を抱くという、至極まっとうな道筋を通じて獲得されるものだ。ということは、身の回りの自然を守り、優秀な製品を生産するべく努めていれば、愛国心は誰が強要するまでもなく、ごく自然に、国民一人一人の精神のうちに醸成されていくはずのものなのである。

さあ、誰の言葉でしょう。

答えは次回に。

それでは、お元気で。
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